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2017年4月Windows Update情報

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Microsoftでは、Windowsのセキュリティ更新やバグ修正の更新プログラムが配信される日が毎月スケジュールされています。

昨日4月12日(水)は、2017年4月の配信日となっております。今回の更新プログラムには緊急性の高いももばかりです。
なお、今回既存(過去に配信された)のセキュリティ更新プログラムの再リリースも行われております。

通常、WindowsのWindows Updateが有効になっている状態であれば、自動で適用されるものです。

まず、既存のセキュリティ更新プログラムです。以下4件になります。

  • MS16-037: Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム (3148531)
  • MS17-013: Microsoft Graphics コンポーネント用のセキュリティ更新プログラム (4013075)
  • MS17-014: Microsoft Office 用のセキュリティ更新プログラム (4013241)
  • MS17-021: Windows DirectShow 用のセキュリティ更新プログラム (4010318)

上記の更新プログラムは既に配信されているものですが、適用済みのパソコンにも再インストールする必要があります。

次に、今回2017年4月に新しく配信された更新プログラムです。

  • 製品ファミリ:Windows 10 および Windows Server 2016 (Microsoft Edge を含む)
    最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 緊急(リモートでコードが実行される)
    再起動の必要性 ⇒ 要再起動
    関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒ Windows 10 RTM: KB4015221、Windows 10 1511: KB4015219、Windows 10 1607: KB4015217、Windows 10 1703: KB4015583、Windows Server 2016: KB4015217。
  • 製品ファミリ:Windows 8.1 および Windows Server 2012 R2
    最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 緊急(リモートでコードが実行される)
    再起動の必要性 ⇒ 要再起動
    関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒ Windows 8.1 および Windows Server 2012 R2: KB4015550 および KB4015547。
  • 製品ファミリ:Windows Server 2012
    最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 緊急(リモートでコードが実行される)
    再起動の必要性 ⇒ 要再起動
    関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒ Windows Server 2012: KB4015551 および KB4015548。
  • 製品ファミリ:Windows RT 8.1
    最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 緊急(リモートでコードが実行される)
    再起動の必要性 ⇒ 要再起動
    関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒ Windows RT 8.1: KB4015550。注: Windows RT 8.1 の更新プログラムは Windows Update からのみ入手できます。
  • 製品ファミリ:Windows 7 および Windows Server 2008 R2
    最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 緊急(リモートでコードが実行される)
    再起動の必要性 ⇒ 要再起動
    関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒ Windows 7 および Windows Server 2008 R2: KB4015549 および KB4015546。
  • 製品ファミリ:Windows Vista および Windows Server 2008
    最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 緊急(リモートでコードが実行される)
    再起動の必要性 ⇒ 要再起動
    関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒ Windows Vista および Windows Server 2008 の更新プログラムは累計的な更新プログラムやロールアップとして提供されません。これらのオペレーティング システムのいずれかに関する記事については、KB3211308、KB3217841、KB4014793、KB4015067、KB4015068、KB4015195、KB4015380、および KB4015383 を参照してください。
  • 製品ファミリ:Internet Explorer
    最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 緊急(リモートでコードが実行される)
    再起動の必要性 ⇒ 要再起動
    関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒ Internet Explorer 9: KB4014661、Internet Explorer 10: KB4015551、Internet Explorer 11: KB4015217、KB4015219、KB4015221、KB4015550、および KB4015583。
  • 製品ファミリ:Microsoft Silverlight
    最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 重要(情報漏えい)
    再起動の必要性 ⇒ 再起動が必要な場合あり
    関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒ Microsoft Silverlight: KB4017094。詳細情報: https://www.microsoft.com/silverlight
  • 製品ファミリ:.NET Framework
    最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 緊急(リモートでコードが実行される)
    再起動の必要性 ⇒ 再起動が必要な場合あり
    関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒ 今回のリリースには各バージョンの .NET Framework に関する 12 個のサポート技術情報がありますが、多すぎるため、ここでは記載しません。これらの記事のリンクについては、セキュリティ更新プログラム ガイドを参照してください。
  • 製品ファミリ:Microsoft Office、Office Services、Office Web Apps、およびその他の Office 関連ソフトウェア
    最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 緊急(リモートでコードが実行される)
    再起動の必要性 ⇒ 再起動が必要な場合あり
    関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒ 今回のリリースには Office コンポーネントに関する 20 個のサポート技術情報がありますが、多すぎるため、ここでは記載しません。これらの記事のリンクについては、セキュリティ更新プログラム ガイドを参照するか、Office Tech Center の「Office のダウンロード & 更新プログラム」のページを参照してください。
  • 製品ファミリ:Adobe Flash Player
    最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 緊急(リモートでコードが実行される)
    再起動の必要性 ⇒ 要再起動
    関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒ Adobe Flash Player 用のセキュリティ更新プログラムに関するマイクロソフトからの情報: KB4018483。
  • 製品ファミリ:Visual Studio for Mac
    最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 重要(情報漏えい)
    再起動の必要性 ⇒ 再起動が必要な場合あり
    関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒ Visual Studio for Mac のリソース Web ページ: https://www.visualstudio.com/ja/vs/visual-studio-mac/

今回のセキュリティ情報のより詳細な情報は、以下のマイクロソフトのホームページより参照ください。
セキュリティ更新プログラム ガイド
https://blogs.technet.microsoft.com/jpsecurity/2017/04/12/201704-security-update/

次回は2017年5月10日(水)に提供予定となっています。

 

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