Microsoftでは、Windowsのセキュリティ更新やバグ修正の更新プログラムが配信される日が毎月スケジュールされています。
本日10月11日(水)は、2017年10月の配信日です。今回の更新プログラムも緊急性の高いものばかりです。
通常、WindowsのWindows Updateが有効になっている状態であれば、自動で適用されるものですが、時間のある際にはお早めにアップデートを行いましょう。
更新プログラム対象となっているソフトウェア
- Microsoft Internet Explorer
- Microsoft Edge
- Microsoft Windows
- Microsoft Office、Microsoft Office Servers および Web Apps
- Skype for Business および Lync
- Chakra Core
配信された更新プログラム
- 製品ファミリ:Windows 10 および Windows Server 2016 (Microsoft Edge を含む)
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 緊急(リモートでコードが実行される)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒ Windows 10 RTM: 4042895、Windows 10 1511: 4041689、Windows 10 1607: 4041691、Windows 10 1703: 4041676、Windows Server 2016: 4041691。 - 製品ファミリ:Windows 8.1 および Windows Server 2012 R2
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 緊急(リモートでコードが実行される)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒ Windows 8.1 および Windows Server 2012 R2: 4041687 (セキュリティのみの更新プログラム) と 4041693 (マンスリー ロールアップ)。 - 製品ファミリ:Windows Server 2012
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 緊急(リモートでコードが実行される)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒ Windows Server 2012: 4041679 (セキュリティのみの更新プログラム) と 4041690 (マンスリー ロールアップ)。 - 製品ファミリ:Windows RT 8.1
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 緊急(リモートでコードが実行される)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒ Windows RT 8.1: 4041693。注: Windows RT 8.1 の更新プログラムは Windows Update からのみ入手できます。 - 製品ファミリ:Windows 7 および Windows Server 2008 R2
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 緊急(リモートでコードが実行される)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒ Windows 7 および Windows Server 2008 R2: 4041678 (セキュリティのみの更新プログラム) と 4041681 (マンスリー ロールアップ)。 - 製品ファミリ:Windows Server 2008
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 緊急(リモートでコードが実行される)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒ Windows Server 2008 の更新プログラムは累計的な更新プログラムやロールアップとして提供されません。次の記事は Windows Server 2008 のバージョンを参照しています。4041671、4041944、4041995、4042007、4042067、4042120、4042121、4042122、4042123、4042723。 - 製品ファミリ:Microsoft Office 関連のソフトウェア
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 重要(リモートでコードが実行される)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒ 月例のセキュリティ更新プログラムのリリースの Office に関連するサポート技術情報の記事の数は、CVE の数、および影響を受けるコンポーネントの数によって変わります。次のサポート技術情報は Office とOffice 関連のコンポーネントを参照しています。2553338、2837599、2920723、3172524、3172531、4011157、4011159、4011162、4011170、4011178、4011179、4011180、4011185、4011196。 - 製品ファミリ:Internet Explorer
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 緊急(リモートでコードが実行される)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒ Internet Explorer 9: 4040685、Internet Explorer 10: 4040685 (IE 累積的) と 4041690 (マンスリー ロールアップ)、Internet Explorer 11: 4040685、4041676、4041681、4041689、4041691、4041693、4042895。 - 製品ファミリ:Microsoft SharePoint Enterprise Server
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 重要(特権の昇格)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒ Microsoft SharePoint Enterprise Server 2013: 4011170 と 4011180、Microsoft SharePoint Enterprise Server 2016: 4011157。 - 製品ファミリ:Microsoft Lync および Skype for Business
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 重要(特権の昇格)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒ Microsoft Lync 2013: 4011179、Skype for Business 2016: 4011159。 - 製品ファミリ:ChakraCore
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 緊急(リモートでコードが実行される)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒ ChakraCore は Chakra のコア部分であり、HTML/CSS/JS で記述された Microsoft Edge と Windows アプリケーションを強化する高パフォーマンスの JavaScript エンジンです。詳細については、https://github.com/Microsoft/ChakraCore/wiki を参照してください。
今回のセキュリティ情報のより詳細な情報は、以下のマイクロソフトのホームページより参照ください。
セキュリティ更新プログラム ガイド
https://blogs.technet.microsoft.com/jpsecurity/2017/10/11/201710-security-bulletin/
次回は2017年11月08日(水)に提供予定となっています。
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