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パソコンの不具合が原因の場合?

パソコンの不具合が原因の場合

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以前「パソコンの起動が遅い、動作が重い原因は??」という記事で、
大きく4つの原因が考えられますよ~と書きました。

考えられる4つの理由

  1. パソコンの性能が低い
  2. 常駐しているソフトウェアが多い
  3. パソコンの不具合
  4. ウィルスやスパイウェアに感染している

1つひとつ単体で起きてくれれば問題は単純ですが、実際はそう簡単ではなく、いくつか絡み合うことも少なくありません。
だからこそ「よくわからない・・・」とお困りになるのだと思います。

今回はパソコンの不具合に着目し、原因と対策について書きたいと思います。

パソコンの不具合とは?

「パソコンの不具合」と聞いて、すぐに思い浮かべることはどのようなことでしょうか?
パソコンが物理的に壊れてしまうことパッと思い浮かべるのではないでしょうか。

実際には、物理的な場合ソフト的な場合の2つがあります。

物理的なことが原因の場合とは?

これは読んで字のごとくで、物理的にハードディスクやメモリ、その他接続機器などに不具合発生することです。

ハードディスクが完全に壊れてしまうと、大切な業務データが消えてしまうことになったり、パソコンそのものが起動しなくなります。
ハードディスクから「カタカタカタ」などの異音が聞こえてきた場合は、データのバックアップを取り、ハードディスクの交換を早めに行うなどし、ハードディスクの破損は気を付けなくていけないところです。

物理的なことへの対策は?

不具合の出てきた機器の交換が具体的な対策になります。

ハードディスクの場合は、先ほども記載しましたが、異音が聞こえてきた際には、できるだけ早くデータを退避し、新しいハードディスクに交換することになります。

メモリは壊れると起動しないか、起動したとしても途中でブルースクリーンという青い画面になってパソコンが落ちてしまうので、その場合も、無理に続けて使用せず規格の合うメモリを購入し交換します。無理に使用し続けると、他の機器の故障にもつながります。

bluescreen_windows_7
※ブルースクリーンの例
※ブルースクリーンは、メモリ以外の不具合の場合にも起こります。

ソフト的なことが原因の場合とは?

長くパソコンを使用していると、意識・無意識に関わらず最初にパソコンを使い始めた時からは設定が変わっていきます。
以下のような際になるかと思います。(考えられる例です。すべてではありません。)

  • 新規にソフトウェアをインストールした場合
  • インストールしたソフトウェアを使っている中で、変更を促されて変更する場合
  • 外付けの外部機器を接続した際
  • ハードディスクの空き容量が少ない場合
  • インストールしたソフトウェアが必要としているパソコンの性能を満たしていない場合

このように設定が変わっていくことで、パソコンの起動が遅くなったり、動作が重くなったりします。
こういったことは使用している中でどうしても避けられないことではあります。

また、ハードディスクの容量が少なくなっている場合は、データの書き込み・読み込みに影響がでてきます。
そのため、ソフトウェアの起動や動作に影響を与えパソコンが遅くなります。
特にWindowsがインストールされているCドライブで容量が不足してしまうと動作が遅くなるだけではなく、起動しないなどのトラブルにもつながります。

ソフト的なことへの対策は?

ソフト的な部分の場合は事象により様々な対応が必要になります。

  • 設定に関する場合

設定の見直しなどが必要になります。
最終的にはリカバリーすることで対応します。

  • 外付けの外部機器による不具合の場合

外部機器の物理的な不具合なのか、外部機器を使用するためのドライバというソフトによるものなのかの切り分けを行い、ドライバによるものであれば、最新のドライバをインストールし直すなどの対応を行います。
物理的な場合は、機器を取り換える必要があります。

  • ハードディスクの空き容量が不足している場合

ハードディスクをより容量の大きいものに付け替える、あるいは増設(追加)したり、常に使用しないデータなどを外付けのハードディスクなどを用意してデータを移したり、不要なデータやソフトウェアを削除して空き容量を増やします。
データを削除する場合、ごみ箱に移しただけではデータは消えていませんのでごみ箱も空にする必要があります。
※増設とは例えばデスクトップパソコンの場合、本体の大きさによってハードディスクを物理的に増やすことができます。このように機器を増やすことを増設といいます。

以上のように、「パソコンの不具合」といっても様々なケースがあり、切り分けを行い対応するしなければいけません。

買い替えてしまうことが簡単ではありますが、近年のパソコンは基本性能が高いので、機器を交換したり増やしたり、設定を見直すことでまだまだ利用可能なパソコンも多くあります。
パソコンの価格は下がってきたとはいえ、まだまだ高価であることに変わりはなく、負担も軽くないです。我々のようなサポートを上手に利用し、大事に使われると良いのではないでしょうか。

「パソコンの起動が遅い、動作が重い原因は??」シリーズのバックナンバーは以下になります。

  1. パソコンの起動が遅い、動作が重い原因は??
  2. パソコンの性能が低い場合
  3. 常駐ソフトウェアが原因の場合

 

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