Microsoftでは、Windowsのセキュリティ更新やバグ修正の更新プログラムが配信される日が毎月スケジュールされています。
本日2月12日(水)は、2020年2月の月例のセキュリティ更新プログラムの配信日です。今回の更新プログラムも緊急性の高いものが多くあります。
通常、WindowsのWindows Updateが有効になっている状態であれば、自動で適用されるものですが、時間のある際にはお早めにアップデートを行いましょう。
- なお、ブログでは更新プログラムの7桁の番号(例:4487044 )には、該当する更新プログラムの「Microsoft Update カタログ」ページのリンクが貼ってあります。
個別に更新プログラムが必要になる場合は、必要に応じて各更新プログラムのリンクをクリックしていただき、該当する更新プログラムをダウンロードしてください。
ただし、「Microsoft Update カタログ」に該当プログラムが存在しない場合、更新プログラムの解説ページへのリンクを貼っています。
更新プログラム対象となっているソフトウェア
- Microsoft Windows
- Internet Explorer
- Microsoft Edge (EdgeHTML-based)
- Microsoft Edge (Chromium-based)
- ChakraCore
- Microsoft Office、Microsoft Office Servers および Web Apps
- Adobe Flash Player
- Microsoft Exchange Server
- Microsoft SQL Server
- Windows Malicious Software Removal Tool
- Windows Surface Hub
できるだけ早期に、今月公開のセキュリティ更新プログラムを適用するようお願いします。
配信された更新プログラム
- 製品ファミリ:Windows 10 v1909、v1903、v1809、v1803、v1709
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 緊急(リモートでコードが実行される)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒
Windows 10 v1909 および Windows 10 v1903 : 4532693
Windows 10 v1809 : 4532691
Windows 10 v1803 : 4537762
Windows 10 v1709 : 4537789
すべて : 4524244 - 製品ファミリ:Windows Server 2019、Windows Server 2016、Server Core インストール (2019、2016、v1909、v1903、v1803)
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 緊急(リモートでコードが実行される)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒
Windows Server 2019: 4532691
Windows Server 2016: 4537764
Windows Server v1909 および Windows Server v1903: 4532693
Windows Server Version v1803: 4537762
すべて: 4524244 - 製品ファミリ:Windows 8.1、Windows Server 2012 R2、Windows Server 2012
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 緊急(リモートでコードが実行される)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒
Windows 8.1 および Windows Server 2012 R2 マンスリー ロールアップ: 4537821
Windows Server 2012、Windows 8.1、および Windows Server 2012 R2: 4502496
Windows 8.1 および Windows Server 2012 R2 セキュリティのみ: 4537803
Windows Server 2012 マンスリー ロールアップ: 4537814
Windows Server 2012 セキュリティのみ: 4537794 - 製品ファミリ:Internet Explorer
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 緊急(リモートでコードが実行される)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒
Internet Explorer の累積的な更新プログラム: 4537767 - 製品ファミリ:Microsoft Office 関連のソフトウェア
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 重要(リモートでコードが実行される)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒
Microsoft Office に関連するサポート技術情報:
4484250、4484156、4484163、4484265、4484256、4484254、4484267 - 製品ファミリ:Microsoft SharePoint 関連のソフトウェア
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 重要(なりすまし)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒
Microsoft SharePoint に関連するサポート技術情報:
4484259、4484264、4484255 - 製品ファミリ:Microsoft Exchange Server
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 重要(リモートでコードが実行される)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒
Microsoft Exchange Server に関連するサポート技術情報:
4536988、4536987、4536989 - 製品ファミリ:Microsoft SQL Server
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 重要(リモートでコードが実行される)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒
Microsoft SQL Server に関連するサポート技術情報:
4535706、4532098、4532095、4535288、4532097 - 製品ファミリ:ChakraCore
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 緊急(リモートでコードが実行される)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒
ChakraCore は Chakra のコア部分であり、HTML/CSS/JS で記述された Microsoft Edge と Windows アプリケーションを強化する高パフォーマンスの JavaScript エンジンです。詳細については、 https://github.com/Microsoft/ChakraCore/wiki (英語情報) と https://github.com/Microsoft/ChakraCore/releases/ (英語情報) を参照してください。 - 製品ファミリ:Adobe Flash Player
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 重要(特権の昇格)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒
Adobe Flash Player に関連するサポート技術情報: 4537759 。Adobe Flash Player のアドバイザリ:ADV200003 - 製品ファミリ:Microsoft Surface Hub
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 重要(セキュリティ機能のバイパス)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒
Microsoft Surface Hub のセキュリティ更新プログラムに関連するサポート技術情報: 4537765 。この脆弱性の更新プログラムの詳細については、 CVE-2020-0702 を参照してください。 - 製品ファミリ:Windows 悪意のあるソフトウェアの削除ツール
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 重要(特権の昇格)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒
Windows 悪意のあるソフトウェアの削除ツールに関連するサポート技術情報: 891716 。この脆弱性の更新プログラムの詳細については、CVE-2020-0733 を参照してください。
最新のサービス スタック更新プログラム (SSU) は、 アドバイザリ ADV990001 にてご確認ください。
今回のセキュリティ情報のより詳細な情報は、以下のマイクロソフトのホームページより参照ください。
2020 年 2 月のセキュリティ更新プログラム
https://msrc-blog.microsoft.com/2020/02/11/202002-security-updates/
次の更新プログラムの配信は、2020年3月11日(水)に提供予定となっています。
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