Microsoftでは、Windowsのセキュリティ更新やバグ修正の更新プログラムが配信される日が毎月スケジュールされています。
本日8月14日(水)は、2019年8月の月例のセキュリティ更新プログラムの配信日です。今回の更新プログラムも緊急性の高いものが多くあります。
通常、WindowsのWindows Updateが有効になっている状態であれば、自動で適用されるものですが、時間のある際にはお早めにアップデートを行いましょう。
- なお、ブログでは更新プログラムの7桁の番号(例:4487044 )には、該当する更新プログラムの「Microsoft Update カタログ」ページのリンクが貼ってあります。
個別に更新プログラムが必要になる場合は、必要に応じて各更新プログラムのリンクをクリックしていただき、該当する更新プログラムをダウンロードしてください。
ただし、「Microsoft Update カタログ」に該当プログラムが存在しない場合、更新プログラムの解説ページへのリンクを貼っています。
更新プログラム対象となっているソフトウェア
- Internet Explorer
- Microsoft Edge
- Microsoft Windows
- Microsoft Office、Microsoft Office Servers および Web Apps
- ChakraCore
- Visual Studio
- Online Services
- Active Directory
- Microsoft Dynamics
お客様はできるだけ早期に、今月公開のセキュリティ更新プログラムを適用するようお願いします。
配信された更新プログラム
- 製品ファミリ:Windows 10 v1903、v1809、v1803、v1709、v1703
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 緊急(リモートでコードが実行される)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒
Windows 10 v1903 : 4512508
Windows 10 v1809 : 4511553
Windows 10 v1803 : 4512501
Windows 10 v1709 : 4512516
Windows 10 v1703 : 4512507 - 製品ファミリ:Windows Server 2019、Windows Server 2016、Server Core インストール(2019、2016、v1803、v1709)
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 緊急(リモートでコードが実行される)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒
Windows Server Version 1903: 4512508
Windows Server 2019: 4511553
Windows Server 2016: 4512517
Windows Server Version 1803: 4512501 - 製品ファミリ:Windows 8.1、Windows Server 2012 R2、Windows Server 2012、Windows 7、Windows Server 2008 R2、Windows Server 2008
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 緊急(リモートでコードが実行される)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒
Windows 8.1、Windows Server 2012 R2、Windows RT 8.1 マンスリー ロールアップ: 4512488
Windows 8.1 および Windows Server 2012 R2 セキュリティのみ: 4512489
Windows Server 2012 セキュリティのみ: 4512482
Windows Server 2012 マンスリー ロールアップ: 4512518
Windows 7、Windows Server 2008 R2 および Windows Server 2008 セキュリティのみ: 4512486
Windows 7 および Windows Server 2008 R2 マンスリー ロールアップ: 4512506
Windows Server 2008 マンスリー ロールアップ: 4512476
Windows Server 2008 セキュリティのみ: 4512491 - 製品ファミリ:Internet Explorer
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 緊急(リモートでコードが実行される)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒
Internet Explorer の累積的な更新プログラム: 4511872
Internet Explorer の更新プログラムは、上記の Windows の更新プログラム パッケージにも含まれています。 - 製品ファミリ:Microsoft Office 関連のソフトウェア
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 緊急(リモートでコードが実行される)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒
マンスリー セキュリティ更新プログラムのリリースの Microsoft Office 関連ソフトウェアに関連するサポート技術情報の記事の数は、CVE の数、および影響を受けるコンポーネントの数によって変わります。サポート技術情報は多すぎるため、概要をお知らせする目的から、ここでは一部のみを掲載します。資料の詳細については、「セキュリティ更新プログラム ガイド」を参照してください。 - 製品ファミリ:Microsoft SharePoint 関連のソフトウェア
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 緊急(リモートでコードが実行される)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒
Microsoft SharePoint Server 2019: 4475555
Microsoft SharePoint Server 2010: 4475530
Microsoft SharePoint Enterprise Server 2016: 4475549
Microsoft SharePoint Enterprise Server 2013: 4462137、4475557
Microsoft SharePoint Foundation 2013: 4475565
Microsoft SharePoint Foundation 2010: 4475575 - 製品ファミリ:Microsoft マルウェア対策ソフトウェア
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 重要(特権の昇格)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒
Microsoft マルウェア対策ソフトウェアの更新プログラムの詳細については、https://www.microsoft.com/wdsi を参照してください。 - 製品ファミリ:Microsoft Visual Studio
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 重要(特権の昇格)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒
https://aka.ms/vs/16/release/latest - 製品ファミリ:Microsoft Dynamics 365
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 重要(特権の昇格)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒
Microsoft Dynamics 365 (オンプレミス) Version 9.0: 4508724 - 製品ファミリ:ChakraCore
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 緊急(リモートでコードが実行される)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒
ChakraCore は Chakra のコア部分であり、HTML/CSS/JS で記述された Microsoft Edge と Windows アプリケーションを強化する高パフォーマンスの JavaScript エンジンです。詳細については、https://github.com/Microsoft/ChakraCore/wiki を参照してください。詳細については、セキュリティ更新プログラム ガイドを参照してください。https://aka.ms/securityupdates
最新のサービス スタック更新プログラム (SSU) は、 アドバイザリ ADV990001 にてご確認ください。
今回のセキュリティ情報のより詳細な情報は、以下のマイクロソフトのホームページより参照ください。
2019 年 8 月のセキュリティ更新プログラム
https://msrc-blog.microsoft.com/2019/08/13/201908-security-updates/
次の更新プログラムの配信は、2019年9月11日(水)に提供予定となっています。
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