Microsoftでは、Windowsのセキュリティ更新やバグ修正の更新プログラムが配信される日が毎月スケジュールされています。
本日1月10日(水)は、2018年1月の配信日です。今回の更新プログラムも緊急性の高いものも含まれています。
通常、WindowsのWindows Updateが有効になっている状態であれば、自動で適用されるものですが、時間のある際にはお早めにアップデートを行いましょう。
更新プログラム対象となっているソフトウェア
- Microsoft Internet Explorer
- Microsoft Edge
- Microsoft Windows
- Microsoft Office および Microsoft Office Services and Web Apps
- SQL Server
- Chakra Core
- .NET Framework
- .NET Core
- ASP.NET Core
- Adobe Flash Player
配信された更新プログラム
- 製品ファミリ:Windows 10 および Windows Server 2016 (Microsoft Edge を含まない)
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 重要(特権の昇格)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒ Windows 10 RTM: 4056893、Windows 10 1607: 4056890、Windows 10 1703: 4056891、Windows 10 1709: 4056892、Windows Server 2016: 4056890。#1 - 製品ファミリ:Microsoft Edge
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 緊急(リモートでコードが実行される)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒ Windows 10 RTM: 4056893、Windows 10 1607: 4056890、Windows 10 1703: 4056891、Windows 10 1709: 4056892、Windows Server 2016: 4056890。#1 - 製品ファミリ:Windows 8.1 および Windows Server 2012 R2
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 重要(特権の昇格)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒ Windows 8.1 および Windows Server 2012 R2: 4056898 (セキュリティのみ)。#1 - 製品ファミリ:Windows Server 2012
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 重要(特権の昇格)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒ Windows Server 2012: 4056896 (マンスリー ロールアップ) および 4056899 (セキュリティのみ)。#1 - 製品ファミリ:Windows 7 および Windows Server 2008 R2
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 重要(特権の昇格)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒ Windows 7 および Windows Server 2008 R2: 4056894 (マンスリー ロールアップ) および 4056897(セキュリティのみ)。#1 - 製品ファミリ:Windows Server 2008
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 重要(特権の昇格)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒ Windows Server 2008 の更新プログラムは累計的な更新プログラムやロールアップとして提供されません。次の記事は Windows Server 2008 のバージョンを参照しています。4056942、4056613、4056615、4056759、4056944、4056941。#1 - 製品ファミリ:Internet Explorer
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 緊急(リモートでコードが実行される)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒ Internet Explorer 9: 4056568、Internet Explorer 10: 4056896 (マンスリー ロールアップ) および 4056568 (IE 累積的)、Internet Explorer 11: 4056568、4056888、4056890、4056891、4056892、4056893、4056894、4056895。#1 - 製品ファミリ:ChakraCore
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 緊急(リモートでコードが実行される)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒ ChakraCore は Chakra のコア部分であり、HTML/CSS/JS で記述された Microsoft Edge と Windows アプリケーションを強化する高パフォーマンスの JavaScript エンジンです。詳細については、https://github.com/Microsoft/ChakraCore/wiki を参照してください。 - 製品ファミリ:Microsoft Office 関連のコンポーネント
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 緊急(リモートでコードが実行される)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒ 月例のセキュリティ更新プログラムのリリースの Office に関連するサポート技術情報の記事の数は、CVE の数、および影響を受けるコンポーネントの数によって変わります。1 月には、Office および Office 関連コンポーネント用のセキュリティ更新プログラムに関連するサポート技術情報が 30 個以上ありますが、多すぎるため、ここでは記載しません。 - 製品ファミリ:Microsoft SharePoint
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 緊急(リモートでコードが実行される)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒ 影響を受ける SharePoint ソフトウェア用のセキュリティ更新プログラムに関するマイクロソフトからの情報: 3114998、3141547、4011579、4011599、4011609、4011642、4011653。 - 製品ファミリ:.NET Framework
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 重要(サービス拒否)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒ セキュリティ更新プログラムのリリースの .NET Framework に関連するサポート技術情報の記事の数は、CVE の数、および影響を受けるコンポーネントの数によって変わります。1 月には、.NET Framework 用のセキュリティ更新プログラムに関連するサポート技術情報が 20 個以上ありますが、多すぎるため、ここでは記載しません。 - 製品ファミリ:.NET Core と ASP.NET Core
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 重要(特権の昇格)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒ ASP.NET Core は、クロスプラットフォームで高パフォーマンスのオープンソース フレームワークです。インターネットに接続する最新のクラウドベース アプリケーションを構築する場合に適しています。.NET Core は、Microsoft と GitHub の .NET コミュニティが保守している汎用開発プラットフォームです - 製品ファミリ:Adobe Flash Player
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 緊急(リモートでコードが実行される)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒ Adobe Flash Player 用のセキュリティ更新プログラムに関するマイクロソフトからの情報: 4056887。
#1: これらのセキュリティ更新プログラムは 2018 年 1 月 4 日に定例外で公開されました
今回のセキュリティ情報のより詳細な情報は、以下のマイクロソフトのホームページより参照ください。
セキュリティ更新プログラム ガイド
https://blogs.technet.microsoft.com/jpsecurity/2018/01/10/201801-security-updates/
次回は2018年2月7日(水)(日本時間)に提供予定となっています。
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