Microsoftでは、Windowsのセキュリティ更新やバグ修正の更新プログラムが配信される日が毎月スケジュールされています。
本日7月15日(水)は、2020年7月の月例のセキュリティ更新プログラムの配信日です。今回の更新プログラムも緊急性の高いものが多くあります。
通常、WindowsのWindows Updateが有効になっている状態であれば、自動で適用されるものですが、時間のある際にはお早めにアップデートを行いましょう。
- なお、ブログでは更新プログラムの7桁の番号(例:4487044 )には、該当する更新プログラムの「Microsoft Update カタログ」ページのリンクが貼ってあります。
個別に更新プログラムが必要になる場合は、必要に応じて各更新プログラムのリンクをクリックしていただき、該当する更新プログラムをダウンロードしてください。
ただし、「Microsoft Update カタログ」に該当プログラムが存在しない場合、更新プログラムの解説ページへのリンクを貼っています。
更新プログラム対象となっているソフトウェア
- Microsoft Windows
- Microsoft Edge (EdgeHTML-based)
- Microsoft Edge (Chromium-based)
- ChakraCore
- Internet Explorer
- Microsoft Office、Microsoft Office Servers および Web Apps
- Windows Defender
- Skype for Business
- Visual Studio
- Microsoft OneDrive
- Open Source Software
- .NET Framework
- Azure DevOps
できるだけ早期に、今月公開のセキュリティ更新プログラムを適用するようお願いします。
配信された更新プログラム
- 製品ファミリ:Windows 10 v1909、v1903、v1809、v1803、v1709
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 緊急(リモートでコードが実行される)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒
Windows 10 v2004 : 4565503
Windows 10 v1903 および Windows 10 v1909 : 4565483
Windows 10 v1809 : 4558998
Windows 10 v1803 : 4565489
Windows 10 v1709 : 4565508 - 製品ファミリ:Windows Server 2019、Windows Server 2016、Server Core インストール (2019、2016、v2004、v1909、v1903)
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 緊急(リモートでコードが実行される)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒
Windows Server 2019: 4558998
Windows Server 2016: 4565511
Windows Server v2004: 4565503
Windows Server v1903 および Windows Server v1909: 4565483 - 製品ファミリ:Windows 8.1、Windows Server 2012 R2、Windows Server 2012
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 緊急(リモートでコードが実行される)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒
Windows 8.1 および Windows Server 2012 R2 マンスリー ロールアップ: 4565541
Windows 8.1 および Windows Server 2012 R2 セキュリティのみ: 4565540
Windows Server 2012 マンスリー ロールアップ: 4565537
Windows Server 2012 セキュリティのみ: 4565535 - 製品ファミリ:Internet Explorer
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 緊急(リモートでコードが実行される)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒
Internet Explorer の累積的な更新プログラム: 4565479 - 製品ファミリ:Microsoft Office 関連のソフトウェア
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 重要(リモートでコードが実行される)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒
Microsoft Office 関連のソフトウェアに関連するサポート技術情報:
4484357、4484363、4484381、4484382、4484433、4484438、4484441、4484446、4484450、4484451、4484456、4484458、4484463 - 製品ファミリ:Microsoft SharePoint 関連のソフトウェア
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 緊急(リモートでコードが実行される)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒
Microsoft SharePoint 関連のソフトウェアに関連するサポート技術情報:
4484348、4484353、4484370、4484374、4484411、4484436、4484440、4484443、4484448、4484451、4484452、4484453、4484460 - 製品ファミリ:Microsoft Lync Server および Skype for Business
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 緊急(特権の昇格)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒
Microsoft Lync Server および Skype for Business に関連するサポート技術情報:
4571332、4571333、4571334 - 製品ファミリ:Microsoft .NET 関連のソフトウェア
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 緊急(リモートでコードが実行される)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒
Microsoft .NET 関連のソフトウェアに関連するサポート技術情報:
4565489、4565508、4565511、4565513、4565627、4565628、4565630、4565631、4565633、4566466、4566467、4566468、4566469、4566516、4566517、4566518、4566519、4566520 - 製品ファミリ:Visual Studio
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 緊急(リモートでコードが実行される)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒
Microsoft Visual Studio 2015 に関連するサポート技術情報:
Visual Studio のセキュリティ更新プログラムの詳細については、 https://portal.msrc.microsoft.com/ja-jp/security-guidance を参照してください。Visual Studio の更新プログラムの詳細については、 https://docs.microsoft.com/ja-jp/visualstudio を参照してください。
- 製品ファミリ:Azure DevOps Server、Team Foundation Server
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 重要(なりすまし)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒
Azure DevOps Server のセキュリティ更新プログラムの詳細については、 https://portal.msrc.microsoft.com/ja-jp/security-guidance を参照してください。Azure DevOps の更新プログラムの詳細については、 https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/devops を参照してください。
最新のサービス スタック更新プログラム (SSU) は、 アドバイザリ ADV990001 にてご確認ください。
2020 年の Microsoft Edge (Chromium-based) のセキュリティ情報は、 アドバイザリ ADV200002 にてご確認ください。
今回のセキュリティ情報のより詳細な情報は、以下のマイクロソフトのホームページより参照ください。
2020 年 7 月のセキュリティ更新プログラム
https://msrc-blog.microsoft.com/2020/07/14/202007-security-updates/
次の更新プログラムの配信は、2020年8月12日(水)に提供予定となっています。
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