Microsoftでは、Windowsのセキュリティ更新やバグ修正の更新プログラムが配信される日が毎月スケジュールされています。
本日4月10日(水)は、2019年4月の月例のセキュリティ更新プログラムの配信日です。今回の更新プログラムも緊急性の高いものが多くあります。
通常、WindowsのWindows Updateが有効になっている状態であれば、自動で適用されるものですが、時間のある際にはお早めにアップデートを行いましょう。
- なお、ブログでは更新プログラムの7桁の番号(例:4487044 )には、該当する更新プログラムの「Microsoft Update カタログ」ページのリンクが貼ってあります。
個別に更新プログラムが必要になる場合は、必要に応じて各更新プログラムのリンクをクリックしていただき、該当する更新プログラムをダウンロードしてください。
ただし、「Microsoft Update カタログ」に該当プログラムが存在しない場合、更新プログラムの解説ページへのリンクを貼っています。
更新プログラム対象となっているソフトウェア
- Internet Explorer
- Microsoft Edge
- Microsoft Windows
- Microsoft Office、Microsoft Office Servers および Web Apps
- Adobe Flash Player
- ChakraCore
- ASP.NET
- Microsoft Exchange Server
- Team Foundation Server
- Azure DevOps Server
- Open Enclave SDK
- Windows Admin Center
なお、今月のセキュリティ更新プログラムで以下を含む既知の問題が解決されています。
- 2019 年 3 月の定例リリースに公開された Windows ならびに Internet Explorer のセキュリティ更新プログラムを適用後に確認されていた、Internet Explorer 上でカスタム URI スキームからアプリケーションが起動しない問題についての一部の OS に対する修正は、今月のセキュリティ更新プログラムに含まれています。詳細は、Windows ならびに Internet Explorer における各バージョンの最新のセキュリティ更新プログラムのサポート技術情報をご確認ください。
お客様はできるだけ早期に、今月公開のセキュリティ更新プログラムを適用するようお願いします。
配信された更新プログラム
- 製品ファミリ:Windows 10 v1809、v1803、v1709、v1703、v1607、32 ビット版システム用 Windows 10、x64 ベース システム用 Windows 10 (Edge を除く)
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 緊急(リモートでコードが実行される)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒
Windows 10 v1809 セキュリティ更新プログラム: 4493509
Windows 10 v1803 セキュリティ更新プログラム: 4493464
Windows 10 v1709 セキュリティ更新プログラム: 4493441
Windows 10 v1703 セキュリティ更新プログラム: 4493474
Windows 10 v1607 セキュリティ更新プログラム: 4493470
Windows 10 セキュリティ更新プログラム: 4493475 - 製品ファミリ:Windows Server 2019、Windows Server 2016、Server Core インストール (2019、2016、v1803、v1709)
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 緊急(リモートでコードが実行される)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒
Windows Server 2019 セキュリティ更新プログラム: 4493509
Windows Server 2016 セキュリティ更新プログラム: 4493470
Windows Server Version 1803 セキュリティ更新プログラム: 4493464
Windows Server Version 1709 セキュリティ更新プログラム: 4493441 - 製品ファミリ:Windows 8.1、Windows Server 2012 R2、Windows Server 2012、Windows 7、Windows Server 2008 R2、Windows Server 2008
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 緊急(リモートでコードが実行される)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒
Windows 8.1、Windows Server 2012 R2、Windows RT 8.1 マンスリー ロールアップ: 4493446
Windows 8.1 および Windows Server 2012 R2 セキュリティのみ: 4493467
Windows Server 2012 マンスリー ロールアップ: 4493451
Windows Server 2012 セキュリティのみ: 4493450
Windows 7 および Windows Server 2008 R2 マンスリー ロールアップ: 4493472
Windows 7 および Windows Server 2008 R2 セキュリティのみ: 4493448
Windows Server 2008 マンスリー ロールアップ: 4493471
Windows Server 2008 セキュリティのみ: 4493458 - 製品ファミリ:Microsoft Edge
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 緊急(リモートでコードが実行される)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒
Windows 10 v1809 上の Microsoft Edge および Windows Server 2019 上の Microsoft Edge セキュリティ更新プログラム: 4493509
Windows 10 v1803 上の Microsoft Edge セキュリティ更新プログラム: 4493464
Windows 10 v1709 上の Microsoft Edge セキュリティ更新プログラム: 4493441
Windows 10 v1703 上の Microsoft Edge セキュリティ更新プログラム: 4493474
Windows Server 2016 上の Microsoft Edge および Windows 10 v1607 上の Microsoft Edge セキュリティ更新プログラム: 4493470
Windows 10 上の Microsoft Edge セキュリティ更新プログラム: 4493475 - 製品ファミリ:Internet Explorer
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 緊急(リモートでコードが実行される)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒
Windows 10 v1809 上の Internet Explorer 11 および Windows Server 2019 上の Internet Explorer 11 セキュリティ更新プログラム: 4493509
Windows 10 v1803 上の Internet Explorer 11 セキュリティ更新プログラム: 4493464
Windows 10 v1709 上の Internet Explorer 11 セキュリティ更新プログラム: 4493441
Windows 10 v1703 上の Internet Explorer 11 セキュリティ更新プログラム: 4493474
Windows Server 2016 上の Internet Explorer 11 および Windows 10 v1607 上の Internet Explorer 11 セキュリティ更新プログラム: 4493470
Windows 10 上の Internet Explorer 11 セキュリティ更新プログラム: 4493475
Windows Server 2008 上の Internet Explorer 9、Windows 7 上の Internet Explorer 11、Windows Server 2008 R2 上の Internet Explorer 11、Windows 8.1 上の Internet Explorer 11、Windows Server 2012 R2 上の Internet Explorer 11、Windows Server 2012 IE 上の Internet Explorer 10 累積的: 4493435
Windows Server 2012 上の Internet Explorer 11 マンスリー ロールアップ: 4493446
Windows 7 上の Internet Explorer 11 および Windows Server 2008 R2 上の Internet Explorer 11 マンスリー ロールアップ: 4493472
Windows Server 2012 上の Internet Explorer 10 マンスリー ロールアップ: 4493451
Windows Server 2008 上の Internet Explorer 9 マンスリー ロールアップ: 4493471 - 製品ファミリ:Microsoft Office 関連のソフトウェア (SharePoint を含む)
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 重要(リモートでコードが実行される)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒
Microsoft Office 2016: 4462242 4462213
Microsoft Office 2013: 4464504 4462204
Microsoft Office 2013 RT: 4462204
Microsoft Office 2010: 4464520 4462223
Microsoft Office 2016 RT: 4462236
Microsoft Excel 2013 および Excel 2013 RT: 4462209
Microsoft Excel 2010: 4462230
Microsoft SharePoint Server 2019: 4464518
Microsoft SharePoint Server 2010: 4464525
Microsoft SharePoint Enterprise Server 2016: 4464510
Microsoft SharePoint Enterprise Server 2013: 4464511
Microsoft SharePoint Foundation 2013: 4464515
Microsoft SharePoint Foundation 2010: 4464528 - 製品ファミリ:Microsoft Exchange Server
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 重要(なりすまし)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒
Microsoft Exchange Server 2019、Exchange Server 2016、Exchange Server 2013: 4487563
Microsoft Exchange Server 2010: 4491413 - 製品ファミリ:ASP.NET Core
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 重要(サービス拒否)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒
Microsoft .NET、.NET Core、ASP.NET Core のダウンロード: https://dotnet.microsoft.com/download - 製品ファミリ:Windows Admin Center
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 重要(特権の昇格)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒
Windows Admin Center の情報とダウンロード: https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows-server/manage/windows-admin-center/overview - 製品ファミリ:Team Foundation Server、Azure DevOps Server
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 重要(特権の昇格)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒
Team Foundation Server の名称は Azure DevOps Server に変更されました。Azure DevOps Server の詳細については、こちらを参照してください。https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/devops/server/?view=azure-devops (英語情報) - 製品ファミリ:Open Enclave SDK
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 重要(情報漏えい)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒ Open Enclave SDK は、C および C++ でエンクレーブ アプリケーションを構築するためのオープン ソース プロジェクトです。詳細については、https://github.com/Microsoft/openenclave(英語情報) を参照してください。 - 製品ファミリ:ChakraCore
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 緊急(リモートでコードが実行される)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒ ChakraCore は Chakra のコア部分であり、HTML/CSS/JS で記述された Microsoft Edge と Windows アプリケーションを強化する高パフォーマンスの JavaScript エンジンです。詳細については、https://github.com/Microsoft/ChakraCore/wiki(英語情報) と https://github.com/Microsoft/ChakraCore/releases/ (英語情報) を参照してください。 - 製品ファミリ:Adobe Flash Player
最大深刻度および脆弱性の影響 ⇒ 緊急(リモートでコードが実行される)
関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ ⇒
Adobe Flash Player セキュリティ更新プログラム: 4493478
Adobe Flash Player アドバイザリ: ADV190011
最新のサービス スタック更新プログラム (SSU) は、 アドバイザリ ADV990001 にてご確認ください。
今回のセキュリティ情報のより詳細な情報は、以下のマイクロソフトのホームページより参照ください。
セキュリティ更新プログラム ガイド
https://blogs.technet.microsoft.com/jpsecurity/2019/04/10/201904-security-updates/
次の更新プログラムの配信は、2019年5月15日(水)に提供予定となっています。
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